カウフマン、生命と宇宙を語る

カウフマン、生命と宇宙を語る―複雑系からみた進化の仕組み

カウフマン、生命と宇宙を語る―複雑系からみた進化の仕組み

題名はなんとかしてほしかった。ホーキング宇宙を語る
ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで

ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで

のまねでしょうか。
しかし、内容はきちんと(?)してます。
科学の本というよりも、本の中に書いてあるが”前科学”と言うのがぴったり。
一人のスーパーサイエンティストの考えていることを垣間みることができる感じ。
宇宙論に憧れて物理を専攻し、気がつくと複雑系あたりの研究をしていたと思ったら、いつの間にか生物の研究をしている者から見ると、そのすべての領域で一流の仕事をしているというのは、正直なところ信じたくない。
でも、本を読んでいくとそれが可能な科学者なんだろうと理解できる。
書かれていることがすべて真実とは思えないけれど、一つの哲学で生物学、経済学、物理学を語っているというのは読んでいて爽快。
きっと、こっちも読んだ方がいいんだろうなぁ。
自己組織化と進化の論理―宇宙を貫く複雑系の法則

自己組織化と進化の論理―宇宙を貫く複雑系の法則